庚申さん

庚申

ここで見たいのは入口の右側(写真一番右)の屋根に使われている石。古墳をよく訪れる人ならピンとくるかも。実は、古墳時代の石棺の蓋です。すぐ近くの寛弘寺古墳群で使われていたもの?!じっくり観察してみてください。
ちなみに奥のお堂には庚申塔や大峯講の碑が祀られています。

庚申信仰は、道教や仏教、神道、民間信仰など様々な要素が集まった信仰で、日本各地で様々な形で行われていました。例えば奈良町で、赤いさるの人形が軒先に連なっているのもその一つです。
庚申待、とは庚申(干支でいう「かのえさる」)の日に集まって徹夜をする行事で、民間信仰のひとつです。庚申の日の夜、人間の体にいる三尸(さんし)の虫が、天の帝釈天(閻魔大王とも)に日頃の行いを報告すると言われています。行いによっては地獄に落とされてしまうので、寝ずに語り合ったり、酒盛りをしたりして虫を天に昇れないようにするものです。戦前まで日本各地で盛んに行われていたようです。

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