高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業
高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業について
高齢者の心身の多様な課題に対応し、きめ細かな支援を実施するため、保険年金課・高齢障がい福祉課・健康づくり推進課の3課が一体となり、大阪府後期高齢者医療広域連合と連携して、本事業に取り組んでいます。
フレイルを予防し、高齢者がいつまでも住み慣れた地域で自立した生活ができるようサポートしていきます。
フレイルとは
生活するうえで大きな不自由はないものの、心身が弱っていて介護が必要になる危険性の高い状態を指します。
介護が必要になると、自立した状態に戻ることはなかなか難しいですが、その前段階のフレイルは予防・回復が可能です。
高齢者に対する個別的支援(ハイリスクアプローチ)
健康診査の結果から、該当する人に個別で案内を送付します。
●低栄養予防事業
低栄養のリスクがある人に管理栄養士による栄養指導を行います。
●糖尿病性腎症重症化予防事業
血糖値や腎機能の数値から糖尿病性腎症のリスクがある人で、治療をしていない人には医療機関への受診勧奨、治療中の人には保健指導を行います。
●生活習慣病重症化予防事業
高血圧であるが治療をしていない人に医療機関への受診勧奨を行います。
●健康状態不明者把握事業
健康診査未受診で医療機関に受診していない人の健康状態を把握するため、アンケートを実施します。支援が必要な人には専門職よりサポートを行います。
通いの場等への積極的な関与(ポピュレーションアプローチ)
●フレイル状態の把握
百歳体操や介護予防教室の参加者に生活状況に関するアンケートを実施します。
フレイル予防に関する啓発と、アンケート結果からフォローが必要な人には保健師より連絡します。
●健口教室
百歳体操を実施している地区で歯科衛生士による歯の健康のお話をします。
●個別相談
健診結果や日常生活の中での健康に関する相談に保健師が対応します。
必要に応じて、介護予防事業や健康教室などを紹介します。
この記事に関するお問い合わせ先
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大阪府南河内郡河南町大字白木1359番地の6
電話番号:0721-93-2500(内線:130・131・132)
ファックス番号:0721-93-4691
Eメール:hoken@town.kanan.osaka.jp
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更新日:2023年03月23日