守りたい野生生物を指定しました

更新日:2022年09月30日

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 町では、「美しい河南町環境条例」が平成27年4月1日に施行されたことに伴い、蝶の一種であるギフチョウや植物のミヤコアオイ、カタクリ、ササユリを守りたい野生生物に指定しました。これらの野生生物は、一部例外を除いて町内での捕獲・採取や殺傷・損傷することができません。

 ギフチョウは日本の固有種で、大阪府では絶滅危惧1類に、環境省では絶滅危惧2類に指定を受けています。卵をミヤコアオイの葉に産みつけ、幼虫はその葉を食べて育ちます。成虫になるとカタクリの蜜を吸います。

 また、町の花はユリで、ササユリとされていますが、近年その数は減少していることから、ササユリも守りたい野生生物に指定しています。

 今後、啓発用看板の設置や町ホームページで収集マニアなどへ周知し、希少となっていく野生生物の保護につながればと期待しています。

薄紫色の花を咲かせているカタクリの密を吸っている黒と黄色の縞模様をしたギフチョウの写真

カタクリの密を吸うギフチョウ

地面近くに生えている卵状楕円形の葉をしたミヤコアオイの写真

ミヤコアオイ

花びらの1枚1枚が細く披針形で強く反り返り、紫色をしたカタクリの写真

カタクリ

笹の葉に似た葉と淡いピンク色の大輪の花、ササユリが2輪咲いている写真

ササユリ

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