守りたい野生生物を指定しました
町では、「美しい河南町環境条例」が平成27年4月1日に施行されたことに伴い、蝶の一種であるギフチョウや植物のミヤコアオイ、カタクリ、ササユリを守りたい野生生物に指定しました。これらの野生生物は、一部例外を除いて町内での捕獲・採取や殺傷・損傷することができません。
ギフチョウは日本の固有種で、大阪府では絶滅危惧1類に、環境省では絶滅危惧2類に指定を受けています。卵をミヤコアオイの葉に産みつけ、幼虫はその葉を食べて育ちます。成虫になるとカタクリの蜜を吸います。
また、町の花はユリで、ササユリとされていますが、近年その数は減少していることから、ササユリも守りたい野生生物に指定しています。
今後、啓発用看板の設置や町ホームページで収集マニアなどへ周知し、希少となっていく野生生物の保護につながればと期待しています。
カタクリの密を吸うギフチョウ
ミヤコアオイ
カタクリ
ササユリ
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更新日:2022年09月30日