セアカゴケグモにご注意

更新日:2022年09月30日

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暖かくなるとセアカゴケグモの活動が活発になります。見つけたら素手で触らず、すぐに駆除しましょう。

個人の庭など身近な場所にも注意してください。素手、素足での作業は避けましょう。

屋外に置きっぱなしの履物などを履く前はセアカゴケグモがいないか確認してください。

セアカゴケグモの特徴

メスの体長は約7~10ミリメートルで全体的に黒色をしており、腹部背面はオレンジ色から赤色のネクタイ様の模様があります。体型は大きなエンドウ豆形でほっそりとした脚を持っています。

オスの体長は約4~5ミリメートルで、体色は腹部背面が灰白色、中央に白い紋班があり、その両側に黒紋が2列に並んでいます。体型は腹部が細く、触肢が丸くなっています。

卵のうは直径10~15ミリメートルの乳白色の球形をしています。

真っ白な卵のうの横に同じ大きさで背中に赤い模様のあるセアカゴケグモのメスが並んでいる写真

セアカゴケグモのメスと卵のう

手足が細いセアカゴケグモのオスを写した写真

セアカゴケグモのオス

(出典:大阪府健康医療部環境衛生課)

駆除方法

絶対に素手では触らず、成虫は踏みつぶすか市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧すれば駆除できます。卵のうは踏みつぶしてください。クモが生息しそうな場所や、巣を作りそうな場所には普段から注意し、こまめに清掃しましょう。巣がはられていたら棒などではらい、巣の作れない環境にしましょう。(セアカゴケグモの巣は、普通のクモの巣に比べ粘着力があります。)

生息場所

日当たりが良くて、暖かいところ。昆虫、小さな生物等の餌が豊富にあるところ。乾いているところで巣を張る隙間があるところに生息しています。

具体的には、側溝のグレーチング側面や裏側・花壇のまわりのブロックのくぼみや穴・植木鉢やプランターの隙間・墓石の花立・線香立てなどの隙間・放置自転車・フェンスの隙間・長いすや集中ポストの裏側・雨水パイプやカラーコーンの中・自動販売機の裏・公衆電話ボックス・人工的熱源や夜間も照明のあるところなどで見られます。

かまれたときの症状

かまれると、はじめにチクリと針でさしたような痛みを感じます。やがて患部の周りが赤く腫れ、痛みはしだいに全身に広がります。悪化すると、多量の汗をかいたり、寒気、吐き気などがあらわれることもあります。

かまれたときの処置

クモにかまれた場合は、患部を水で洗い流します。包帯や止血帯は、局所の痛みをより強くする可能性があり使用しない方がよいでしょう。できるだけ早く病院に行って治療を受けてください。(かんだクモを殺して一緒に持っていけば適切な治療につながります。)

啓発用リーフレット等

この記事に関するお問い合わせ先

住民部 住民生活課 衛生係
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