かなん環境マイスターれんげ畑の成長日記

更新日:2025年05月09日

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かなん環境マイスターは正式名称を「地球温暖化防止推進員」といい、自然観察や四季折々の環境イベントを実施し、地球温暖化を防止する対策を拡く皆さまに知っていただく活動を行っているボランティア団体です。

 

今回は、かなん環境マイスターの自然環境保全活動の一環として、実際に田んぼにれんげの種をまきました。そこで、れんげが環境に与える良い影響の情報発信と共に、れんげの成長記録を掲載していきます。

れんげとは!
はじめに

れんげは、マメ科ゲンゲ属の植物で、田んぼや野原などに春になるとピンクや紫のかわいい花を咲かせます。

田んぼで見られるれんげは、実は勝手に生えてきたものではなく、農家さんが天然の肥料として植えたものです。れんげは根に共生する根粒菌の働きで空気中の窒素を集める働きがあり、天然の肥料となります。これをれんげ農法といい、化学肥料の使用量を減らすことができます。

れんげ農法と環境

化学肥料の削減と土壌・水質保全

化学肥料の使用を減らすことができるので、化学肥料の土壌、河川及び地下水への流出がなくなり、土壌、水質保全につながります。

炭素貯留

れんげは「光合成」をして、空気中の二酸化炭素(CO2)を吸い込み、酸素を出します。空気中の二酸化炭素を減らすだけでなく、肥料として土にすき込むことで、ため込んだ炭素を土壌に蓄積し、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を地中内に固定化する役割を果たしています。

エネルギー消費の抑制

化学肥料の製造や輸送には多くのエネルギーが消費されています。化学肥料の削減は、これらのエネルギー消費を抑え、化石燃料への依存度を低減する効果があります。

河南町は、令和4年3月24日に、「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年を目途に町内の二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。この記事をきっかけに、みなさんも自然環境に目を向けていただき、私たちができる環境保全について考えてみましょう。

3月18日 まだ、芽は出ていませんでした!

4月中旬頃から5月上旬に花を咲かせるれんげですが、寒い日が多いこの時期はまだ芽は出ていませんでした。

これからの成長が楽しみです。

3月31日 少しずつ芽が出始めてました!

少しずつ芽が出始め、これからの成長に期待です。

4月8日 花が少しずつ咲き始めています!

4月に入り、れんげの花も咲き始めました。

これからどんどん花を咲かせてくれることでしょう。

4月14日 4月も中旬になり満開に近づいて来ました!

ほとんど満開状態となり見頃になって来ました。

満開になるのが楽しみです。

令和7年4月22日 満開になりました!

これからしぼみ切って田んぼの栄養になる役割を担ってくれるとことでしょう。

この記事に関するお問い合わせ先

まち創造部 都市環境課
〒585-8585
大阪府南河内郡河南町大字白木1359番地の6
電話番号:0721-93-2500(内線:271・272)
ファックス番号:0721-93-4691
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