糖尿病性腎症重症化予防事業

更新日:2026年03月30日

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糖尿病性腎症について

糖尿病性腎症は糖尿病の合併症の一つです。高血糖の状態が続くことで全身の血管が傷つき、その中でも特に腎臓の血管がむしばまれていきます。

はじめは蛋白尿が出てくるだけですが、進行すると老廃物を尿として排出する腎臓の機能が失われていき、腎不全を招いてしまいます。

腎不全になると、体内にたまった老廃物を排出するために人工透析が必要となります。糖尿病性腎症は人工透析の原因疾患の第1位です。

血糖値が高くても自覚症状はほとんどないため、毎年特定健診を受けて自分の体の状態を知るとともに、生活習慣を見直すようにしましょう。

糖尿病性腎症重症化予防事業について

特定健診の結果(血糖値・HbA1c・腎機能等)から、糖尿病性腎症が重症化するおそれのある人に受診勧奨や保健指導を実施しています。対象となる人へは案内を送付します。

医療機関への受診勧奨

糖尿病で医療機関を受診していない人へ、受診を促す案内を送付しています。

案内が届いた人は医療機関を受診しましょう。

糖尿病治療中の人への保健指導

医療機関で糖尿病の治療をしている人へ、保健師・管理栄養士による保健指導を実施しています。糖尿病の治療を受けているかかりつけ医と連携しながら、食事や運動の生活習慣を見直し、改善できるようサポートします。

保健指導の効果検証

令和4年度に保健指導の対象となり、保健指導に参加した人と参加しなかった人で、令和7年度の健診結果の変化を比較しました。

保健指導対象者20人のうち、令和7年度の健診結果が確認できた14人の結果は下記の表のとおりです。

<保健指導参加>

  改善 維持 悪化
HbA1c 25% 75% 0%
空腹時血糖 50% 25% 25%
eGFR 50% 25% 25%

<保健指導不参加>

  改善 維持 悪化
HbA1c 70% 30% 0%
空腹時血糖 66.7% 0% 33.3%
eGFR 10% 60% 30%

 

HbA1cについては大きな差はありませんでしたが、空腹時血糖とeGFRについては保健指導に参加された人の方が改善・維持の割合が高くなっています。

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