今年度の新型コロナワクチン接種はもうお済みでしょうか
10月1日より今年度の新型コロナワクチンの定期接種が開始されています。 日本感染症学会・日本呼吸器学会・日本ワクチン学会では、今年度も高齢者の新型コロナ ワクチン定期接種を強く推奨しています。 日本感染症学会の公式ホームページには「2025年度の新型コロナワクチン定期接種に 関する見解」も掲載されています。以下のリンクからご確認ください。
日本感染症学会ホームページ:2025年度の新型コロナワクチン定期接種に関する見解
皆さんからよく聞かれる疑問点について、Q&A方式でご説明します。
Q1:私は今まで7回接種したので、もう打たなくていいですよね?
A1:新型コロナウイルスは変異のスピードが速く、その時の流行株に対応した新型コロナワクチンを少なくとも年に1回は接種することが重要です。
インフルエンザワクチンと同様に、「何回目か」ではなく、「今年度接種したか」が大切です。
過去の接種で得た免疫も、時間とともに低下してしまいます。
最後の接種から1年以上経過している場合は、十分な効果が期待できません。
そのため、少なくとも年1回の接種での予防が必要です。
Q2:新型コロナに感染したことがあるので、ワクチンはもういらないですよね?
A2:オミクロン株に一度感染しても、6か月以上たつと再感染のリスクが大きくなります。
1年以上経過すると感染予防効果はほとんどなくなると報告されています。
新たな新型コロナワクチン接種によって免疫力をさらに高めることができます。
感染歴に関わらず定期的な接種が推奨されます。
Q3:もう5類「普通のかぜ」だから心配はいらないですよね?
A3:新型コロナウイルス感染症による国内の死亡者数は、・2023年:38,086人(死因順位 第8位) ・2024年:35,865人(死因順位 第8位)その約97%が65歳以上の高齢者です。
インフルエンザによる死亡者数(2023年:1,383人、2024年:2,855人)と比較しても、大きく上回っています。
高齢者にとって、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクはインフルエンザと同等以上と考えられます。
そのため、流行株に対応した新型コロナワクチンを毎年接種することが強く推奨されています。
毎年、流行株に合わせて製造されるインフルエンザワクチンを定期接種しているように、新型コロナワクチンも毎年の接種による予防が重要です。
今年度の定期接種は
令和8年3月31日までです。
少なくとも年に1回の接種で
『安心の更新』をお願いいたします。
(監修:富田林医師会)
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更新日:2025年12月19日